活動報告

Sustainability

多職種が集い、地域で学ぶ 「福祉用具ケア研修会」を開催

2025年6月28日、当社本社にて、福祉用具に関する知識向上を目的に「福祉用具ケア研修会」を開催しました。
当日は、理学療法士、作業療法士、介護支援専門員の皆様に加え、当社の福祉用具専門相談員も参加。総勢25名のさまざまな専門職が一堂に会し、意見を交わしながら福祉用具に関する学びを深める貴重な機会となりました。

今回は、重度化を防ぐための「軽度者への福祉用具の活用」をテーマに、4つのプログラムを実施しました。
まず初めに、愛知県厚生農業協同組合連合会 海南病院 リハビリテーション科の二井俊行先生にご講演いただき、軽度者への福祉用具活用のポイントについて、理学療法士の視点からお話しいただきました。


続いて、当社の福祉用具専門相談員の春日井亮太さんより、実際に軽度の利用者様が歩行器を活用して自立した生活を維持されている事例を紹介し、福祉用具選定の考え方や導入時のポイントを共有しました。 その後のグループディスカッションでは、多職種混合の4グループに分かれ、提示されたケースを題材に、福祉用具の活用方法について意見交換を行いました。

最後に、メーカー様のご協力のもと、実際に福祉用具に触れながら操作体験を実施。製品の特性や機能を実践的に学ぶことで、より深い理解につながりました。


<協力メーカー様>
株式会社シコク様(手すり・歩行器)
株式会社松永製作所様(スロープ・車いす)
株式会社タイカ様(車いすクッション)

参加された方からは、「事例の紹介が参考になった」「実際にたくさんの福祉用具に触れることができ、今まで見たことのない製品を知ることができて良かった」といった声が寄せられました。

当社は今後も、地域の専門職の皆様との連携を深め、適切な福祉用具の活用をサポートし、誰もがより良い在宅生活を送ることができる社会の実現に貢献してまいります。