活動報告

Sustainability

バリューチェーンで取り組むクリーンアップ活動

2025年4月12日、愛知県は渥美半島 西の浜海岸にて、当社とヘルスケア企業であるジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ様の合同による海岸クリーンアップ活動を実施しました。今回の取り組みは、製造から流通・供給に至る過程で発生する廃棄物に目を向け、「バリューチェーン全体で環境課題に向き合う」ことを目的に企画されたものです。

当日は、両社の社員とご家族、総勢99名が参加し、NPO環境ボランティアサークル 亀の子隊様のご協力のもと、海岸に流れ着いたゴミの回収、分別を行いました。

活動の舞台となった西の浜は、伊勢湾流域圏の最下流に位置し、上流域の都市部などから流れ着いた多様なゴミが打ち上げられるエリアです。
この日は、総量200kg、ペットボトルキャップ798個という多くの漂着ゴミを回収しました。

プラスチックゴミや漁具、日用品などの漂着ゴミの現状に、参加者からは「地域だけでなく、遠方からの影響を受けていることを実感した」「日々の生活を見直すきっかけになった」との声が上がりました。

また、活動に協力いただいたNPO法人亀の子隊の鈴木代表からは、「企業の皆さんとの協働は、亀の子隊の活動を広める意味でも非常にありがたい。清掃してもすぐにゴミが流れ着く現実があるが、だからこそ継続的な活動が重要であり、多くの人に海の現状を知ってもらい、『きれいな海を守る心』を広げていくことが大切だと感じた」とのお話をいただきました。

活動の後には、参加者同士でお弁当を囲みながら交流を深め、子どもたちを中心に「海の楽園をつくろう!」をテーマとしたレクリエーションも実施。手型スタンプやお絵描きを通じて、海と自然の大切さを楽しく学ぶ機会となりました。

当社では今後も、メーカーや地域団体との連携を深めながら、地域や環境への貢献を通じて、社会と共に歩む企業であり続けたいと考えています。