JOURNAL

ルートセールス職の仕事 ~納品~

八神製作所は医療機器の商社なので、「医療機器を売る」という営業の仕事がメインとなります。
営業と言うと、お客様のところへ出向いて、商品をご紹介するプレゼンをして…みたいな姿を想像しませんか?
実は八神製作所のルートセールス職は、そんな姿とは少し違うということを、「商談」「納品」「手術対応」「修理対応」に分けて説明していきたいと思います。
今回は、「納品」についてです。

八神のルートセールス職が行う「納品」とは?

納品とは文字通り、商品を納めること。
ルートセールス職の仕事は、商品を紹介して終わり、契約を結んで終わり、ではありません。
商品をお客様のもとへお届けするところまで責任を持つ、それがルートセールス職の仕事です。(もっと言えば、その後の運用までも…というところですが、それはまた別の機会に。)

病院では毎日非常に多くの医療機器が使われています。
マスクや手袋、注射器など、感染を予防するために使い捨ての医療機器が多いので、毎日大量の商品の注文が来て、それを納品する必要があるのです。

そういった医療機器が無ければ、どれだけ高度な技術を持った医師でも医療行為はできません。
そのため私たちは、毎日確実に、円滑に医療行為が行われるよう、医療機器を安定的に納品することに常に気を配っています。

『医療を止めない』ために

時にはメーカーの都合や世界情勢の影響等で、注文通りに商品が入荷しない、ということもあるのですが、それでは患者様は治療を受けることができず、困ってしまいます。
そんなときは、八神の出番です。
他のメーカーに同じ用途で使える商品がないか探し、ご紹介し、納品するのです。
これはメーカーではなく商社だからこそできる動きであり、このような緊急事態にはとにかく迅速に対応することで、『医療を止めない』を守っています。
皆さんが病院へ行ったら、患者が何の心配もなく治療を受けられるために、「実は八神は影でこんなことをしていたんだ!」「病院にある医療機器は、実は八神が運んできたものかも?」と思い出して頂けると嬉しいです。

八神へ入社した後は・・・

当社にルートセールス職として入社すると、はじめはこんな納品業務を行うことが多いです。それは、先ほどお伝えした医療が円滑に行われるためと、もうひとつ、のちの営業活動に役立てるため
はじめは「毎日こんなにたくさんの商品を納品するんだ⁉」と医療機器の使用量には驚くかもしれませんが、
担当病院で何の医療機器を使っているのか、どの部署で使っているのか、どのくらいの量を使っているのか、どうやって使っているのか…
そういったことを知らなければ営業活動はできないため、納品業務を通して知っていくのです。
また納品の際に病院の方々と関わることもでき、八神で大切な「信頼関係」を築くチャンスでもあったりします。

「ルートセールス職」というと、納品のことまでなかなか想像できないかもしれませんが、安定供給が必要な医療機器というものを扱う八神ではとても大切な仕事の1つなんだと認識して頂けると幸いです。