PROJECT STORY

現場の期待を超えていくために、挑み続ける一歩がある。自らの使命を全うしていくための、ひたむきな一歩がある。ここでは実際に進められたプロジェクトやそのメンバーたちの姿を通して、「現場に強い八神」を体現する、社員たちの「価値ある一歩」に迫ります。ぜひ、私たちの仕事内容や、その仕事が持つ意義にふれてみてください。

PROJECT02

もっと、お客様のもとへ。
⼋神の新たな⼀歩をともに踏み出す社員たち。

[新規営業拠点・千葉営業所 CROSS TALK]

2022年を迎えて間もなく、八神製作所の新たな営業拠点「千葉営業所」が、千葉県千葉市に開所しました。県内には柏営業所という、同柏市内において基幹病院を相手に取引を広げていた営業所もあるなかで踏み出した、八神としての「新たな一歩」。人口も多く、都市の力も相対的に大きなこのエリアから、さらなる可能性を切り拓いていきます。今回は、そんな千葉営業所で活躍する4人の社員に集まっていただき、これまでの仕事のことから自身が抱くこれからへの想いまで、存分に語っていただきました。

PROJECT MEMBER

田邉 洋佑
営業 所長
2002年入社

佐藤 慶典
営業
2013年入社

田村 剛毅
営業
2018年入社

四宮 涼太
営業
2020年入社

千葉県の中心エリアへ。
集結したのは、それぞれの
スキルを磨いてきた社員たち。

田邉:
以前は同じ千葉県の柏営業所に所長として勤務していました。営業担当は5人と大きな組織ではありませんでしたが、さまざまな医療機関との新たな取引を目指していくという面で、この千葉営業所と同じ立場でしたね。佐藤君も同じ柏営業所からの異動ですが、これまでの仕事について、改めて聞かせてもらえますか?
佐藤:
僕は千葉県柏市の出身なので、地元に貢献できることへのやりがいを感じながら、地域の医療現場に寄り添った営業活動を進めてきました。新製品の紹介はもちろんですが、先生たちから求められる医療機器を先回りしてご提案したり、現場での困りごとをすばやく解決することにも力を入れていましたね。また在宅医療にも関わりましたが、そこでは患者さんと接する機会も多くあったので、ホスピタリティの面からもたくさんのスキルを学べました。
田邉:
千葉営業所には私や佐藤君のように、以前から関東を拠点とした営業活動に携わってきた社員と、田村君や四宮君のように、東海の大きな病院を相手にスキルを磨いてきた社員が所属しています。
田村:
僕がいたのは、一つの大きな病院を約20人の営業で担当する大所帯でした。部署としてお客様との付き合いがとても長かったので、「八神さんでお願い」と指名で頼っていただけることが多かった反面、先輩方が積み上げてきた信頼や実績のバトンを落とすことがないよう仕事を進めていました。
四宮:
僕は2020年に名古屋の大学を卒業して、入社しました。配属された営業所は病床数が非常に多い病院を担当していたので、営業の人数も多く、規模感の面でプレッシャーを感じることもありましたね。手術室に常駐して、物品の管理や医療機器の修理を担当していました。

関東と東海、営業スタイルの
違いから生まれる、
八神製作所の新たなチカラ。

田邉:
佐藤君とはずっと一緒にやってきましたし、こうして新しいことに挑戦するのが得意なキャラクターだと思っていますよ。大病院をチームで担当しながら磨かれてきた2人と掛け合わさることも、とても期待しています。
田村:
八神製作所は以前の担当病院で「八神さん」と真っ先に頼られる存在でしたから、その分どれだけ小さな仕事でも丹念に取り組んでいました。言うところの「泥臭い営業」ですが、僕は培ってきたこの姿勢を、新規開拓にもつなげたいと思っています。
佐藤:
田村君は元々お客様との強い関係性が築かれている部署の出身ということもあって、例えば欠品ひとつに対しても「自分自身が許さない」「なんとしても納品するんだ」という気概を感じますよね。
田邉:
「これが東海のスタイルか」と驚く場面もあります。関東組は一人ひとりの営業が裁量を持って取り組んでいた反面、組織としての営業活動はあまり経験してきませんでしたから。
佐藤:
そうですね。その分、僕の場合は担当していた病院について、製品のことはもちろん、「その人がどんな思いで医療に従事しているのか」を共感できるまでコミュニケーションを取ろうと心掛けていました。たとえその製品への知識が乏しかったとしても、その人が医療に取り組む思いを理解できれば、自分がやらなければならないことも見えてきますから。
田邉:
あと、四宮君はメンタルが強い(笑)
四宮:
みなさん僕のメンタルが強いって言いますが、そうなんですかね。でも、学生時代にずっと部活動を続けてきたおかげで鍛えられた部分はありますし、ちょっとしたことでは挫けませんよ。営業活動も、物怖じせず飛び込んでいけていると思います。それを結果につなげていけたら、もっと嬉しいです。
佐藤:
営業スタイルは、人それぞれですね。だからこそ、それぞれの強みを共有できるよう積極的にコミュニケーションを取っていきたいと思っています。自分にないスキルも、どんどん取り入れていきたいです。

これまで培ってきた
「現場に強い八神」を、
千葉営業所でも体現していく。

田邉:
私自身が率先して力を発揮できる環境を整えていくことで、さまざまなスキルが合わさった、充実した営業活動につながっていけばいいと思います。とはいえ、お客様と信頼関係を築いて「現場に強い八神」を体現していくことは、どの営業所においても変わりありません。「何かあったら八神さんに」という信頼に応えていけるところこそ、いちばんの強みですから。
佐藤:
「やったことのない手技を行うから、必要な機器を一式用意して欲しい」と、以前先生から依頼を受けたことがありました。僕にとっては初めての案件でしたが、その時は他の社員が知識を持っていたり、詳しい先生を紹介してもらうなど、今まで培ってきたものを総動員して手配まで完結させたことが、今でも印象に残っています。医療現場でのつながりや豊富な臨床知識があり、もちろん製品にも詳しい。そんな組織そのものが「現場に強い八神」を体現していますよね。
田村:
たしかに、その病院や臨床のことで「わからない」となることは以前の部署でもあまりありませんでした。病院の職員よりも長いあいだ関わり続けている先輩社員もいて「八神さんはなんでも答えてくれる」と、信頼を勝ち取っていましたね。あと、先生に製品を提案すると「事務の方に話しておいて」とお任せいただくことも多かったので、事務の方に対しても、相手の立場に立った分かりやすい提案を心がけていました。
四宮:
新人だった僕にとって、自分で考えることは大切でしたが「先輩は知っている」「聞けば答えが返ってくる」というのは、働く面でも一つの安心材料でした。あと、僕自身手術室の物品管理でずっと現場にいたので、声が掛かればすぐ駆けつけることができました。そのおかげでお客様の信頼を得られましたし、現場にも強くなれたと感じています。
佐藤:
一人だけの知識や行動じゃなくて、社内・社外問わず培ってきた、たくさんのつながりや知識・経験を総動員することで、八神製作所としての強さを作っていく、というところが「現場に強い八神」のカギになりそうですね。

千葉県の、そして全国の
モデルケースとなる
営業所をめざして。

田邉:
この千葉営業所が立ち上がるときに僕が掲げたのは、柏営業所も含めた「オール千葉県」で、他県の営業所と遜色ない人員や規模感、対メーカーや病院との強いつながりを持つことでした。八神製作所として「現場に強い八神」をしっかりと認知していただくための営業活動を進めていきたいです。
佐藤:
新たな拠点を構えるというのは、一営業としてのプレッシャーもありますが「やってやるぞ」という挑戦心の方が勝りますね。自身のスキルアップはもちろんですが、数年後を見据えてさらに発展できるように、ベテラン・若手が一丸となって、八神製作所のブランドを広めていきたいと思っています。
田村:
一つの病院相手ではなく、いままで取引のなかったお客様と関係を構築する面白さがありますし、「自分たちが営業所を大きくする」というワクワク感もあります。関東と東海の営業スタイルを掛け合わせて、仕事の幅を広げていきたいですね。
四宮:
関東と東海の違いを入社2年目から感じられているというところで、とても貴重な経験ができています。製品知識、現場との関係構築など勉強しなければいけないことがたくさんありますが、優秀な先輩たちを見ながら、スキルを自分のものにしていきたいです。
田邉:
どんなスタイルであれ、お客様との信頼関係を密に築きながら仕事を進めていくというのは、八神の核となるところですから。もちろん、一人ひとりがもっとスキルアップしながら、信頼を得ていくことが大切だと考えています。八神の「切り込み部隊」として、新たな病院さんとのつながりを増やしていきましょう。

EPILOGUE ~エピローグ~

田邉:
どんな人と一緒に働きたいかといえば、年齢や立場に関係なく自分の意見をはっきり言える人でしょうか。コミュニケーションがこの仕事の肝だと思うので、何事も包み隠さず言ってもらえるとうれしいですね。何より、コミュニケーションが良好な会社だと思いますから。
四宮:
次に自分の後輩として入ってくる人は、キャラの被る人だとちょっと…(笑)いや、報・連・相ができる人なら!
一同:
(笑)
田邉:
千葉営業所は所属している人数が少ない分、ICTを活用しながら、事務作業などの業務を他の営業所に分担してもらっています。これは八神製作所の中での新しい取り組みのひとつなので、「モデルケース」としても、しっかりと成果を収めていきたいですね。

──ありがとうございました!