マネージャー

どんな環境でも会話を大切に、
信頼関係を育んでいく

H.M 2003年入社

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これまでのキャリアステップと現在の仕事について教えてください。

医療事業の営業として入社し、現在は東海エリアで県の責任者兼営業所責任者としてマネジメントを行っています。入社してから管理職になるまでのおよそ10年は、クリニックから総合病院まで様々な病院を担当してきました。当時は仕事の大半を病院で過ごしていましたね。とにかく毎日一生懸命に。まじめに訪問して、医師や看護師、病院事務の方と雑談から仕事の話までたくさん会話をする。「八神の村瀬ならうちの病院のことを何でも知っている」とお客様に思っていただけたことが、信頼に繋がったと思っています。また医療機関だけでなく、有名企業の診療所やクラブチームに、医療機器や健康開発製品を販売したことも。今考えると医療機関以外のお客様と関わるのは貴重な経験でしたね。商社として様々な商品を取り扱える八神だからこそ、幅広いお客様と関わることができ、日々新たな発見がありました。

この仕事のやりがいや、面白さはどんなことですか?

普通に生活を送っていたら関わることのない、医療スタッフの方々と仕事ができることです。”患者様のために”という志を持った方々との関わりを通じて、自身も成長することができましたね。私は上司や先輩だけでなく、お客様にも育てていただきました。新人時代、高額な医療機器購入の案件で大きなミスをしてしまいました。謝罪のため上司と一緒にお客様のもとを訪問した際、「村瀬君は営業としてこれからだから、しっかりしないといけないよ」とご指導いただき、この言葉で営業としての自覚が芽生えました。上司は謝罪をしながらも私のことをフォローしてくれて、とても心強く感じたことを覚えています。私は現在、部下の育成も行っていますが、入社当時から意識していた「会話を大切にする」という姿勢は変わっていません。部下との会話では「傾聴」という事を意識しています。仕事に関わる話はもちろんですが、半分以上は仕事以外の話です。こういったコミュニケーションがあるからこそ部下の成長していく姿を見るとより一層嬉しく思います。

あなたの「〇〇な一歩」は?
『私の“前向き”な一歩』

コロナ感染症が蔓延し地域医療を圧迫する中、八神製作所として何かできることはないかと県庁を訪問。元々取引は殆どないお客様でしたが、訪問を重ね少しずつ八神製作所のことを知っていただきました。そんなある日「パルスオキシメーター(指先に装着し、血液中の酸素飽和度を測定する機器)を今週中に5000台準備できませんか」とご相談いただきました。どのメーカー様も在庫が枯渇する中、あるメーカー様からご協力の連絡を頂きました。私は納品に必要な準備など、お客様とメーカー様の間で調整を進めました。お客様、メーカー様そして八神製作所がそれぞれ前を向き、今できることをやる。その結果、すべてのコロナ患者様のもとに機器を配布することができました。迅速な対応ができたのは、取引メーカーが多い八神製作所だからこそ。この仕事がきっかけとなり、今でもそのお客様から様々なご相談をいただいています。因みに私がコロナに罹患した際に届いた機器は、その時に私が納品したものでした。

休日や終業後など、
プライベートではどのように過ごされていますか?

現在住んでいる地域は自然がとても多く、休日は家族や会社の同僚とキャンプに行くこともあります。同僚とのキャンプでは各々一人用のテントを持ち寄り、のんびり過ごしていますね。仕事と休日のメリハリを意識して、休日はスローライフを満喫しています。最近は仕事終わりにキャンプ場の検索と、新たなキャンプギアの品定めに時間を費やす日々。俗にいう「キャンプ沼」です。次に狙っているのはソロキャンプ用のギアでしょうか。