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安心して在宅療養をしていただくために
患者様とご家族に寄り添った対応を。

M.M 2012年入社

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現在、携わっている仕事について教えてください。

「最期は病院ではなく家に帰りたい。」「住み慣れた家で看取りたい。」と、近年在宅医療のニーズが高まっています。私は在宅用医療機器を専門に扱う部署に所属し、患者様の退院スケジュールに合わせ、必要な医療機器の準備を行っています。また、糖尿病の患者様や在宅酸素が必要な患者様など、日常生活で医療機器が必要な方へ、医療機関を通じて機器をレンタルしています。医療従事者の方への機器の使用方法のご説明から、患者様のご自宅への機器の設置や保守点検、故障等のトラブルが発生した際のご対応まで。患者様やご家族が安心してご自宅で生活できるよう、きめ細やかに対応しています。

この仕事のやりがいや、面白さはどんなことですか?

日常生活で医療機器を必要とする方とは、機器の点検を通じて長いお付き合いになることがあります。機器の導入当初小学4年生だった糖尿病の男の子が高校3年生になり、血糖値が安定してきたところだけでなく、彼自身の成長を見られたり。在宅酸素を使用されているおばあさんとお話をしていて、「あなたとしゃべっていたら元気が出てきたわ。」と仰っていただいたり。もちろん私たちに医療行為はできませんが、エンドユーザーである患者様に寄り添い対応する中で、感謝の言葉をいただける場面が多くあるのです。患者様の生活やいのちに深く関わる機器を扱うため責任は大きいですが、「”今、目の前にいる方”の健康やQOL(生活の質)に貢献できている」と実感できるところがこの仕事の良さであり、やりがいとなっています。

あなたの「〇〇な一歩」は?
『私の“ひたむき”な一歩』

在宅医療のニーズは高まっていますが、在宅用医療機器を扱う医療機器商社は、実は多くありません。しかし、特に終末期医療においては、痛みを和らげるための薬を投薬する機器、栄養を送るための機器、在宅酸素などさまざまな機器が必要で、1つのメーカーでは完結しません。そのため、幅広い商品を取り扱うことができる、私たち医療機器商社だからできるサービスがあるのです。医師や訪問看護師、医療ソーシャルワーカーなど多くのスタッフが携わる在宅医療チームの中で、私たちが担う役割は小さなことかもしれません。しかし医療機器がなければ、在宅移行が不可能な方もいらっしゃいます。これからも在宅用医療機器の担い手として、”最期は家に帰りたい”という希望を叶えるべく、迅速かつ丁寧な対応を心掛けていきます。

休日や終業後など、
プライベートではどのように過ごされていますか?

学生時代に休学し、バックパッカーとして10か月かけて、タイからトルコまでバスや電車を乗り継いで横断したほど旅行が好きです。社会人になってからも、東南アジアやヨーロッパなどへ行きました。最近はダイエット目的で筋トレを始め、平日でも元気があればジムに通っています。しかしお酒も好きなので、筋トレで消費したカロリーをお酒で補給するというループから抜け出せません…。