営業技術

“いのち”の現場を止めない。
それが私の役割。

Y.K 2016年入社

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現在、携わっている仕事について教えてください。

医療機器の保守点検・修理を担う部署に所属しています。私たち営業技術職の役割は、医療機器の不具合により医療現場がストップしてしまうことを防ぎ、医療従事者様が安心安全に医療機器を使用できるようにすること。そのために、点検で不具合の予兆を見つけて故障が予想される部品を交換したり、時には技術者の視点から買い替えのご提案も行います。また、機器が止まる、エラーが出るなどの不具合が起きてしまった際にはすぐに現場に駆け付け、修理対応を行っています。専門的な知識や技術が必要となりますが、八神製作所ではしっかり基礎から学べる環境もあるので、機械いじりが好きであれば文系出身でも活躍できる仕事です。

この仕事のやりがいや、面白さはどんなことですか?

八神製作所ではたくさんのメーカー様のさまざまな医療機器を扱っているため、それだけ豊富な知識や経験を身につけることができます。メーカー様の研修に参加して修理のライセンスを取得したりと経験を積むことで、自分で保守対応できる機器が増えていくと技術者としての成長を感じられて面白いですね。また、私が担当している病院では一日に何十件という手術が行われていますが、私たちは“それがないと手術ができない”という重要な医療機器の保守点検・修理も行っています。プレッシャーを感じることもありますが、難しい修理を行い、無事に機器が直って医療現場が再開したときは大きな達成感がありますね。そして自分がメンテナンスした機器が故障なく動き続け、医療の現場で安心安全に機器が使用されている場面を目にすると、陰ながら医療に貢献できていると嬉しく思います。

あなたの「〇〇な一歩」は?
『私の“信頼”の一歩』

私は新人の頃、営業技術職として一番大切なことは、医療機器が故障しないように作業することだと思っていました。しかしある日、先輩がお客様から「あなたが作業してくれたから問題ないね。」と言葉をかけられている姿を見て、医療の現場で安心安全に医療機器を使用していただくためには、正確な技術や知識だけではなく、私自身を信頼していただく必要があると気づいたのです。私たちは1日の多くの時間を担当病院の中で過ごすため、実際に医療機器を使用される看護師、臨床工学技士などの医療従事者の方々と接する機会が多くあります。日頃から「機器の調子大丈夫ですか?」とお声掛けしたり、修理中はお客様が不安にならないよう細かく修理状況の報告をするなどコミュニケーションも大切にし、正確な技術とともに信頼関係を構築できるよう心がけています。

休日や終業後など、
プライベートではどのように過ごされていますか?

天気の良い日は海釣りに行くことが多いです。船で沖に出て、自然に触れて心身ともにリフレッシュしています。釣りは新人の頃に上司に連れて行ってもらってからハマり、初めてのボーナスではちょっと良いリールを買いました。釣った魚を自分で捌いて食べることも楽しみの一つで、スーパーでは買えない新鮮な魚を食べられるのが醍醐味ですね。またこれは職業病ですが、珍しい工具を見つけるとコレクションしています。