現在、携わっている仕事について教えてください。
現在は、血管内治療を専門に扱う部署に所属。治療が必要な病変の位置や、実際に治療を行う先生の手技などによって用意する製品が変わるため、手術の予定が入ると、その都度先生と医療機器についての打ち合わせを行い、その内容に沿った準備、製品の特長や操作方法の説明を行います。手術は緊急を要する場合もあり、病状を電話で聞きながら、その先生、その病変に合った機器を用意することも。他にも、新しい製品の提案や、医療機器に関する最新の情報提供等を行っています。また、最近では「営業企画室」のメンバーの一員として、様々な企業の方々と面談を重ねながら、将来を見据えた「八神製作所の新しい商売」の実現に向けた営業活動などにも携わっています。
この仕事のやりがいや、面白さはどんなことですか？
八神製作所は医療機器専門商社としてさまざまな製品を取り扱うことができるため、医療現場のニーズに合った製品を提案できることが魅力のひとつです。先生一人ひとりの好みや改善したいことを把握しながら、より使い勝手の良い製品を検討し、「この製品でいこう」というところまで立ち会えることに魅力を感じています。また、救急で病院へ運ばれてくる、状態が不安定な患者さんの緊急手術で使用する医療機器を用意することがありますが、そういった緊急を要する手術の成功を聞いたときはうれしく思います。医療機器の知識だけでなく、症例や術式についても理解を深め、予想外の事態に備え普段から製品をしっかりと充備しておくことが、治療のサポートにもつながる。陰ながらではありますが「いのちを支える」ことへの貢献を実感できる瞬間であり、大きなやりがいにもつながっています。
あなたの「〇〇な一歩」は？
『私の“挑戦”の一歩』
私たちは医療機器を販売していますが、自分の手では、患者さんに使用することができません。そのため、実際に使ったことがない製品であっても「特長をおさえて」「わかりやすく」自分の言葉で提案するために、日頃から工夫を重ねています。たとえば、その製品を使用した先生にお声がけして、製品の特徴や使用感、どんな病変に活用できるのかといったヒアリングを積極的に行うこともその一つです。同じ硬さの製品であっても先生によって、その感じ方は違うもの。どの先生に対してもベストな製品を提案できるよう、普段の症例を見たり、聞いたりしながら、先生一人ひとりのニーズを情報収集することはかかせません。「使いにくかった」など、提案した製品に対して厳しい意見をいただくこともありますが、より良い提案から信頼関係を深めていけるよう取り組んでいます。
休日や終業後など、
プライベートではどのように過ごされていますか？
「日頃がんばる自分にご褒美を」という気持ちで、休日には美味しいものを食べに出かけたり、ショッピングを楽しんだりと、思う存分リフレッシュしています。休暇を取得し海外旅行にも行きました。また、社会人になってからゴルフをはじめたので、休日はゴルフコースを回ったりしています。終業後は仲の良い先輩方と声を掛け合い、打ちっぱなしに行くことも。オンオフともに充実した時間を過ごしています。