ルートセールス

お客様からのご要望に
100%で応えたい(後編)

K.K 2020年入社

お客様からのご要望に 100%で応えたい(後編)の画像

八神製作所へ入社するまでの経緯は前編をご覧ください。

現在、携わっている仕事について教えてください。

一年ほど前に今の営業所に異動してきて、現在は大学医学部の附属病院を営業所の3名のメンバーと一緒に担当、院内の様々な部署を分担しています。日々現場に訪問して、必要な物品の手配・確認をしたり、学会や社内勉強会で知った最新の医療機器の提案を行ったりしています。

異動前は八神製作所との関係が既に構築できているお客様相手の仕事がほとんどでしたが、今担当している病院で、八神製作所との関係が築けていない部署があって。それが異動前に担当していた部署ということもあり、その部署の方との関係づくりにも励んでいます。

ちょうど八神製作所がSPD(注:医療材料の院内物流管理業務)を受託したタイミングということもあって、その流れで製品をご紹介したりしながら関係を構築していきました。
そのおかげで、八神製作所との関係がゼロだったところから、今では普通に先生と話せるようになりました。他の部署とは既に八神製作所の先輩方が築いてきた関係があったので、そこから情報をもらって、話がしやすかったのもあると思います。これも、八神製作所が150年以上にわたる歴史の中で積み上げてきたお客様との関係があってこそだと感じています。

仕事をする上で気を付けていることは、自分は命に関わる仕事をしているということを常に念頭に置いておくこと。医療機器は患者様の治療等に使われるので、商品の中で少しでも気がかりな点があれば、必ずお客様に確認をするようにしています。また、質問されてわからないことはその場で回答せず、持ち帰って、正確な回答をするようにしています。

未経験からどのように成長していきましたか。

以前は食品という有形商材を扱っていました。その点では、医療機器でも一緒だと思うので「物が変わるだけ」という感覚で、未経験からの転職でもそこまでためらいはありませんでした。もちろん物が変わるので、覚えることはたくさんあるのですが、OJTという形で、主には納品業務を通して、どんなものを担当病院で使っているのか覚えていきました。自分でわからないものをネットで調べたりもしましたね。また先輩社員に2~3ヶ月同行するので、そこでどのように仕事を進めていくのか、どのようにお客様と関わっていくのかを学んで、仕事の形が見えてきました。十分に先輩から教えてもらう時間があったので、医療業界未経験ではありましたが、徐々に慣れていくことができました。
「営業」という仕事は前職でも経験がありましたが、前職よりお客様との距離感が圧倒的に密だなと感じます。以前は3ヶ月に1回しか会わないお客様もいたので、毎日お客様と会って、雑談含めいろんな話ができているのはすごく良いなと感じます。

仕事をする中で、どんな場面で「ありがとう」をもらうことがありますか。

3年目の頃だったと思いますが、緊急の症例が入り、現場にある物品だけでは数が足りない状況でした。先生からそのご連絡を頂き、急いでメーカー営業に確認を取りました。メーカー営業とも日頃から関係が築けていたので、それならばとすぐに物品を用意していただいて、自分がメーカーに取りに行って現場へ届けました。
症例も無事に終わり、「某フードデリバリーで頼むよりも対応が早くて、いつもありがとう!」と、関係が良好ゆえにこんなことも言っていただけて(笑)その物品自体は足りなければ、患者様は容態が悪化したり、開腹手術をしなければならなかったかもしれないので、こんなユーモアあふれる「ありがとう」でしたけれど、実は重みがあって、とても印象に残っています。