ルートセールス

「人のため」の
仕事がしたい。(前編)

D.K 2023年入社

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新卒時、どのように就職活動を行い、その結果どのような仕事をしていましたか。

私は学生時代、美術の授業で「好きに描いてください」というのが得意ではなく、0から1を生み出すような仕事より、既にあるものをどうにかする方が向いているのでは、と考えていました。性格的に事務作業がメインの仕事も向いていないと思っていたので、そこで営業職に絞って就職活動を行い、最終的にインフラ関係の訪問営業やテレアポを行う会社に入社しました。正直なところ、具体的にやりたいことがないまま就職活動を進めてしまい、切羽詰まったというのもあるのですが、営業の中でも初対面の人に対して物が売れればその他のことは何でもできるだろうと思ってこの会社に決めました。
具体的な仕事内容としては、個人宅への新規営業で、家のインターホンを一日に何百件も押しました。その中で実際に会って契約までこぎつけられるのはほんの数件です。最初は楽しい気持ちもありました。自分を信頼して契約してくれる実感もありました。でも、お客様に不利益な場合であっても、売上のために契約を勧めなければならない社風で、「何のためにやっているんだろう」と、働いて1年位経って思い始めました。 

八神製作所に興味を持ったきっかけは何ですか。

転職活動をしようと思ったのは、そんな感情に加え、お世話になっていた上司が辞めたことがあります。小さな会社だったので、その人がいなくなってから社員が次々辞め、経営が悪化していくのを目の当たりにし、転職を決意しました。
前職では、売上のために休日も働いていたことに加え、賞与もなかったため、生活面で不安を感じていました。なので、休日や賞与などの条件は重視しましたね。また、企業認知度が低く、お客様に話を聞いてもらえないことに歯がゆさを感じていたため、ネームバリューは重視していました。

その他に医療業界、ルートセールスという点でも絞りました。医療業界に絞った理由なんですが、実は昔自分が手術をした経験から、医療の専門職に就きたいと考え、医療系の大学に通っていたんです。手術歴から、自分がなりたかった職種は難しいことがわかり断念、でも医療知識が少しはありましたし、新卒の就活時に医療系メーカーを受けて落ちていたこともあって再挑戦という意味もあります。  

ルートセールスに絞った理由としては、新規営業を実際やってみて、限界を感じたからです。営業の中でいうと新規営業って自分の苦手な「0→1」なんだとやってみてわかったんですよね。担当を持って長期的に関係を築いて、という方が性に合っていると感じました。また、前職では自分が担うのは営業をかけて契約を結ぶまでの部分だけで、その後はまた別の人が担当するというスタイルだったので、その後も自分で継続してフォローするスタイルの営業もやってみたいと思っていました。

実は医療機器商社は八神製作所の他にも受験したんですが、病院に勤める友人数名に「どの会社を知っているか?」と聞いたら八神製作所の知名度が高かったんです。ネームバリューを重視していた自分にとって、それは大きかったですね。
また、求人票を見たとき、八神製作所の仕事は「人のため」の仕事だと謳っていました。これまで自分の売上のためだけに仕事をしてきたようなものなので、次は人のために仕事をしようと決めていました。 

前職との比較も踏まえ、八神製作所の仕事の魅力はどんなところにあると思いますか。

商社として毎日病院に顔を出しているので、先生や看護師さんから信頼されていることを実感できるところです。「八神製作所に相談すれば何とかなる」とよく言って頂けるので、そんなところから実感しますね。前職でも、その場では信頼を感じることもあったのですが、後々キャンセルされることもあったりしたので、その信頼の度合いは全く別物というくらいに違います。
またネームバリューがあることもやはり魅力で、新人でも営業活動がしやすいと感じます。入社して驚いたんですが、八神製作所には丁寧な人がすごく多いなと感じるんです。依頼事に対してスピード感を持って対応したり、丁寧に話をしたり、そこまでやるんだと思うようなところまで手を抜かずにやったり。そういった行動が信頼となり、当社のネームバリューに繋がっているんだと感じます。 

入社して実際どのように働いているか、詳しくは後編をご覧ください。