

現在携わっている仕事について教えてください。
医療機器の保守点検・修理を担う部署に所属し、神奈川県の大学病院を担当しています。主に医療機器を滅菌する装置や洗浄する装置などを定期的に点検しています。
点検の際には、医療機器の状態を観察して、機器の買い換え提案に繋がる情報を医療ルートセールス職に報告するなど、情報共有も密に行っています。部署の垣根を超えた連携ができるのは、八神製作所の強みでもありますね。私たちの役割は、医療機器の不具合により医療現場がストップしてしまうことを防ぎ、医療従事者様が安心安全に医療機器を使用できるようにすることです。そのために、機器に不具合が発生した場合には、すぐに駆け付け、修理対応を行うこともあります。
この仕事のやりがいや、面白さはどんなことですか?
手術を行う際に必要不可欠な医療機器を扱うことが多いので、私の仕事は「いのちに直結する」責任ある仕事だと思っています。以前、「明日の手術にむけて使いたいから、今日中に直してほしい」とME(臨床工学技士)様から緊急で修理を頼まれたことがありました。大型の装置だったので、確認する箇所が複数あり、その日のうちに修理できるのか、焦りを感じました。時間はかかりましたが直すことができ、直接感謝のお言葉をいただけた時は、人の役に立っていることを実感し、嬉しかったです。今後も頼っていただけるよう頑張ろうという気持ちにもなりました。緊急対応となると、知識や経験も必要で、故障原因がどこにあるのかを特定することが難しい場面もありますが、自分の予測と故障原因があっていた時には達成感があり、そこに仕事の面白さもあります。


あなたの「〇〇な一歩」は?
『私のひたむきな一歩』
点検や修理は地道な作業も多いですが、医療現場の安心安全を守るため、一つひとつ丁寧に行うことを大切にしています。修理依頼があった際には、できる限り早く駆け付けるようにしていますが、同時に、エラーナンバーから原因を予測し、必要そうな部品を持参するなど、落ち着いて対応することも大切にしています。また、八神は商社としてたくさんのメーカーの様々な医療機器を扱うので、幅広い知識が必要ですし、医療機器は新しいものが次々とでてくるので、常に技術力を高めていくことが求められます。これからも一歩ずつ成長して、医療現場から頼られる技術者になりたいです。
休日や終業後など、プライベートではどのように過ごされていますか?
スポーツジムに通うなど体を動かすことが多いです。元々は仕事に体力・筋力が必要だと思って始めましたが、それから10年継続しています。基本的には休日、余裕がある時は平日にも通い、ランニングやサーキットトレーニングなどをしてリフレッシュしています。気づいたら追い込んでいて次の日に筋肉痛になっていることもあります(笑)
