
新卒時、どんな就活を行い、その結果どんな仕事をしていましたか。
私は働くなら人を幸せな気持ちにしたいと思っていたことから、ホテル業界を志望しました。
ホテル内のフレンチレストランで、最初はシェフにオーダーをするなど、お客様と直接関わることがあまりない裏方の仕事を担当し、1年目の冬頃からは表に出て、お客様へ料理の提供をしたり、料理の説明をしたり、料理に合う飲み物のご提案をしたりしていました。もともと「来てくれたお客様が笑顔になる」というところに魅力を感じてホテルの仕事を選んだので、お客様と直接関われることは楽しかったですね。


八神製作所に興味を持ったきっかけは何ですか。
ちょうど1年程働いた頃、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めました。その影響で、ホテルは大打撃を受けました。お客様が全然来なくなり、月に10日位しか働かないこともありました。数か月経っても、お客様が以前の半分位しか来ていただけなかったりして、このままで大丈夫かなとかなり不安になりました。こういった感染症の流行は定期的にあるので、そのたびに働けなくなるのは、正直きついなと思いました。
そこで転職しようと考え、次はそういった影響を受けづらい業界であるということを大前提として探しました。となると医療業界は良いなと思い、医療業界を数社受験しました。検討する中で、メーカーだと商材が良いものでないと営業が難しいという結論に至りました。でも商社であれば、扱える商材も多く、手札があるというところは魅力でした。特に八神製作所は「現場に強い」ということがわかって、これまでのホテルでの接客スキルを活かせるのではと思ったのも大きいです。あとはボーナスが3回というのも嬉しいポイントでした(笑)
前職との比較も踏まえ、八神製作所の仕事の魅力はどんなところにあると思いますか。
商社ならではの選択肢の幅は魅力ですね。前職のホテルだと、お客様から「この料理に合うワインはありますか」と聞かれても、ホテルにあるワインの中からしか選べない。でも今は多くの選択肢からお客様が納得できるものを提供できるのが、以前と違うところです。
あとは商品管理センターという物流拠点があるところでしょうか。製品の在庫数もたくさんあるので、急遽物品が必要になったときに取りに行くことができ、医療従事者のご要望にすぐに応え、患者様の役に立つことに繋がります。この会社規模だからこその強みだと思います。
また前職だとお客様が来るのを待たなければならなかったのですが、今は自分の足を使ってお客様と仲良くなることができています。自分はコロナ禍にホテルで働いていたから余計だと思うんですが、お客様は待っていても来ないという思いが強くて。待つくらいだったら自分の足で行った方が良いと思っていて、それは今の営業スタイルに繋がっていますね。
以前はシフト制で、繁忙期だと休みが少なかったりもしたので、生活リズムが整ったというのも良かったです。
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入社して実際にどのように働いているのか、詳しくは後編をご覧ください。