
新卒時、どんな就活を行い、その結果どんな仕事をしていましたか。
高校時代、料理をするのが好きだったことから、食について学ぶ大学に進学。仕事も食を通じて「人の生活を豊かにしたい」という思いから、食品系のメーカー営業として働くことに決めました。
そこでは、お客様のところに単独で訪問したり、食品商社の方と一緒に訪問したりして、自社製品を提案、販売していくという仕事をしていました。開発系の仕事にも興味があったので、それに近いような仕事ができたり、100%自分が思い描いていた通りとまでは行きませんが、仕事自体は楽しくできていました。ただ、仕事の中で、お客様に合わせるために早朝2~3時頃に出勤しないといけないことがあったりして、それは少し辛かったですね。


八神製作所に興味を持ったきっかけは何ですか。
3年ほど働いた頃、「お客様の悩みに対して、100%答えることができていない」ということに気づき、歯がゆさを感じるようになったんです。自分はメーカーですから、自社製品しか取り扱えない、自分ができるのはこの範囲、というのが決まっていて。でも商社の営業の方は、お客様の悩みに対して、いろんな選択肢を持って提案して、解決に導いていました。その姿を見て、良いな、面白そうだなと感じたんです。
そこから商社の仕事がしたいと思って、転職活動を始めました。3年働いたので、業界は別のところでも良いと考え、将来性を重視して医療業界に目を付けました。食も医療も「人の生活を豊かにする」という大きな意味では同じかもしれませんが、日本の人口は減っていく、でも高齢化は進んでいくため、医療業界の方が伸びていくと感じたんです。
中でも八神製作所は、150年の長い歴史がある会社で安定していて、かつ成長もしているし、業界内でのシェアも高い。今後も長く働けそうだなと思って、魅力に感じました。医療現場に関わるので、仕事を通じて誰かの役に立てそうなところも良かったです。
前職との比較も踏まえ、八神製作所の仕事の魅力はどんなところにあると思いますか。
八神製作所の仕事の魅力は、様々な選択肢の中からニーズにマッチした提案ができることはでないかと思っています。基本的には、求められていることに対して回答できますし、もし万が一どうしても取扱いできない商品があったとしても、他メーカーで同等の提案ができます。
前職では、求められていることに対して、60%程度でしか回答できなかったけど、今は100%、少なくとも80~90%で回答できます。やはり求められていることに対して100%で回答できないことには歯がゆさ、もどかしさを感じていたので、その点で非常にありがたいと感じています。
また、前職とはお客様との関係性も違っていて、今ではとりあえず八神製作所に言えば何とかなるという感じです(笑)以前は「この製品なら扱っている」ということをお客様がわかった上で声をかけられていたのですが、それとは違ってざっくりと「こんな感じのものある?」と声をかけて頂けるのは、大まかなことを言っても八神製作所なら何とかしてくれるという信頼があるからこそだと思います。

入社して実際にどのように働いているのか、詳しくは後編をご覧ください。